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天売島の野良猫問題 その2

さて、天売島の野良猫問題。
天売島の野良猫問題
嘘つき愛誤に関する主張 その2 猫を外に出してはいけない 1(こちらの記事は、主に、野良猫が環境へ、どのような悪影響を及ぼすかを主眼に書いてます)
にも簡単に記載しています。

前回、ウミガラスについては軽くしか触れておりませんでした、パネルの写真をUPします。

ウミガラス
umigarasu

ウミガラスが減少した理由
panel 4

ウミガラス保護事業のパネル
panel 5
ウミガラス、少しずつでも、戻ってきてくれているんですね^^

そして、前回記事をUPした後、いただいてきたパンフレットをじっくり読み込みまして…
『鳥もしあわせ 人もしあわせ ネコもしあわせ そんな島づくり 北海道天売島』 発行 天売の自然と親しむ会 編集協力 羽幌町、環境省羽幌自然保護官事務所

以下、パンフレットの文章の引用をしようかと思ったんですが、全文、引用になっちゃいそうなので^^;、制作された方には、本当に申し訳ないのですが、重要そうな部分を、感想等含め、アレンジして記載させて頂きたいと思います。
パンフレットそのものに興味のある方は、ぜひぜひ、羽幌町役場などに問い合わせてみてください!

前回記事で、ウミガラスの国内唯一の繁殖地であることを書きましたが、パンフレットによると、ウトウについては、世界最大の繁殖地があり、ケイフマリについても、世界最大級の繁殖地があるとのこと。
ケイフマリは、オホーツク海周辺にしか分布しない鳥とのこと。

なぜ、天売島に、このような海鳥の素晴らしい繁殖地があるかというと、
1,キツネ、イタチなどの絶対的捕食者がいなくて安全であったこと
2,餌が豊富であったこと
3,安全に子育てできる好みの場所があったこと、だそうです。
本当に、稀有な海鳥の楽園、ということなんですね。

1990年頃から、安全性が失われた理由は、ウミネコやウトウなどを、野良猫が捕食し始めたため、だそうです。
ウミネコは、今も減少し続けているそうです(グラフを、冒頭の記事、愛誤への主張の方へUPしています)

ウトウを襲う猫
panel 6
ウミネコは、ヒナが狙われているそうです。

1992年から5年間もの間、北海道獣医師会の協力で、約200匹もいた野良猫の不妊・去勢手術を実施し、海鳥の繁殖地に入り込まないようになど、さまざまな試みをしたそうですが、効果が出なかったそうです。
panel 7

専門家たちが、猫の糞を調べた結果、ウトウ、ウミネコの羽毛やくちばしが出てきたことなども、冒頭の記事(愛誤への主張の方)に記載しました。
その後から、現在の状況までについては、過去記事(天売島の野良猫問題の方)にUPした通りです。

このパンフレットを読んで、真っ先に思ったことは、やっぱりTNRは成功しないという、非常に分り易い例ではないか、でした。
まず、天売島は海で隔絶されているので、流入がありません。

約200匹もの野良猫に、不妊・去勢手術をしたにも関わらず(野良猫の生息数は推定200匹だそう)、20年後の現在、推定300匹まで増えているそうです。
増えたのは1年に5匹とはいえ、私が住んでいるところよりも、はるかに厳しい自然環境の天売島です、屋外で死を迎える猫も、1年に何匹もいるんだろうと思います。
仔猫のうちに死ぬ個体もいるでしょうし、実際に生まれてくる仔猫の数は、何十単位だと思います。

猫を飼育している人たちが、不妊・去勢をおこなっていなかった。
そして、不妊・去勢漏れ(捕獲できない)する野良猫もいた。

これを、現在の日本の別な都市に置き換えてみると、天売島の猫たちの主な餌はネズミだったとのことですから、エサヤリなしでも猫が増えていくだろうこと、海で隔絶していない地域がほとんどですから、流入があるだろうこと、もっと成功率が低いだろうことを、簡単に予測できると思います。

まぁ、他にも気象条件や車の量、伝染病の蔓延その他、諸条件がいろいろありますから、一概に比較はできませんが…

実は、何よりも不愉快に思うのは、天売島の飼い猫の少なさ。
300匹もの野良猫がいるのに、たった17匹しか飼い猫がいないとは…

他の記事にも書きましたが、猫の適正飼育にはお金や手間が、本当ににかかるので、同情、その他の理由で、簡単に飼育してはならないとも思いますが、ちょっと、飼い猫の数、少なすぎやしないですかね?

そして、300匹もの野良猫を、島外の人たちに貰ってもらおうと考えているようですが、猫の譲渡は、そんな甘いもんじゃないでしょう。
いっそ、島や羽幌町などに譲渡可能な猫カフェでも立てて(町の税金で)、観光客相手にグッズ販売したりして、運営資金にした方がいいんじゃないのか?とおもいますね。
もし羽幌に出来たら、私も、夏季限定ですが、行きますよ。

まぁ、まだプロジェクトは発足したばかり、1990年からの軌跡を拝見すると、専門家たちが、本当に試行錯誤、様々な取り組みをなさっていたことが伺えます。

今後、どんどん良い方向となりますことを、心から祈っております。

※追記※
猫カフェにて保護猫を見てもらい、譲渡活動を行なっているところが、北海道帯広市にあります。
NPO法人 猫たちを守る十勝Wishの会
羽幌などの猫カフェ案は、そこから、拝借しました<(__)>


旭山動物園へ行く途中に通った、中富良野町奈江地区で撮影
kouteieki

さんかく様、ごめんなさい、私の勘違いでした。
中富良野町家畜自衛防疫組合が作った看板だそうです。

中富良野は、富田ファーム以外、通ったことしかないので、あまり印象になかったんですが、これからは興味を持ってみたいと思ってます。
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| 猫問題 | 18:41 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

200匹板野良猫を200匹赴任去勢して?

200匹いた野良猫のうち、200匹を不妊去勢して、20年後には300匹に増えた???
パネル展示を見ても詳細は書かれていませんが、不妊去勢手術の実施は、一気に行ったのではなく、数年にわたって行ったのでしょうね。
で、その総数が200匹。
不妊去勢手術を行っている一方で、未実施の個体で増え、その数が不妊去勢による繁殖制限効果を上回ったということでしょう。
猫が問題視されるようになって(1990年以降)からは、わざわざ島に猫を捨てに行く人はいないですよね。
つまり流入猫がなくても、TNRは失敗するということです。
同時期に、すべての個体を全て不妊去勢すれば成功するのでしょうが、隠れて見つからない個体もあるわけで、それは不可能でしょう。

横浜市磯子区の地域猫が、当初20匹だったのを、10年で247匹不妊去勢して30匹に増えたのです。
こちらは流入猫がありますから、天売島より条件は悪いです。
しかしこれほど明確なTNRが効果がない学術研究結果があるのに、行政がそれを採用せず、地域猫にこだわるのか理解できません。

| さんかくたまご | 2013/08/13 15:20 | URL | ≫ EDIT

Re: 200匹板野良猫を200匹赴任去勢して?

さんかくたまご様、いつもコメント、ありがとうございます*^^*

> 200匹いた野良猫のうち、200匹を不妊去勢して、20年後には300匹に増えた???
> パネル展示を見ても詳細は書かれていませんが、不妊去勢手術の実施は、一気に行ったのではなく、数年にわたって行ったのでしょうね。

はい、パンフレットによると、5年間、だそうです。

> 不妊去勢手術を行っている一方で、未実施の個体で増え、その数が不妊去勢による繁殖制限効果を上回ったということでしょう。
> 猫が問題視されるようになって(1990年以降)からは、わざわざ島に猫を捨てに行く人はいないですよね。

天売島へのフェリーが出ている羽幌町自体、道内でも僻地…ですから…(私の居住市も僻地ですが^^;) 北海道の場合、人目につかない山林も相当ありますので^^;;(北海道は、他都府県と比較して、人口密度が極めて低いそうな)、フェリーで、往復約4時間近くかけて、捨てに行く手間は掛けないだろうと思います。

> つまり流入猫がなくても、TNRは失敗するということです。
> 同時期に、すべての個体を全て不妊去勢すれば成功するのでしょうが、隠れて見つからない個体もあるわけで、それは不可能でしょう。

はい、私もそう思いました。
そして、島内の飼育猫も、未避妊・未去勢だったことが、前回の天売島の方の記事にリンクを貼った朝日新聞の記事からも伺えまして…
でも、飼育猫の避妊・去勢が済んでいたにしても、仰る通り、隠れて捕まらない猫も、出てくると思うんです…

TNRを成功させるためには、まず、野良猫の全個体の管理(マイクロチップ等)が出来てないと無理、飼い猫の避妊・去勢措置が済んでいないと無理、流入・遺棄がない地域でないと無理、ということになるかと思いました。
かなり、非現実的な話ですよね…

> 横浜市磯子区の地域猫が、当初20匹だったのを、10年で247匹不妊去勢して30匹に増えたのです。
> こちらは流入猫がありますから、天売島より条件は悪いです。

たったの20匹からのスタートなのに、247匹も避妊・去勢して、結局、10匹も増えているなんて…

> しかしこれほど明確なTNRが効果がない学術研究結果があるのに、行政がそれを採用せず、地域猫にこだわるのか理解できません。

はい、私も、なぜ行政が地域猫にこだわるかが、どうしても分からず、理由を聞きたくなってしまって…
それで、前回の記事(天売島の方の記事)に書いた通り、愛護団体に質問してみようと思い立ったんです。
国(環境省)が派遣を行うようなところなら、信頼できるかも、と思いまして。

なかなか余裕ができず、まだメールを送れていないんですが、やり取りに関して差し障りないようでしたら、UPしたいです。

taka様から、さんかく様もご覧になったというものを拝見させて頂きました。
改めて、エコテロに関してと、ホーダーについての心理を学びたいなぁと思い、今、本を探してます。
良書と出会えましたら、書評、書きたいです^^

| mmStrayCat | 2013/08/13 18:43 | URL |

失礼!

「5年かけて」という記述がありました。

| さんかくたまご | 2013/08/14 11:25 | URL | ≫ EDIT

Re: 失礼!

さんかく様、お気になさらず^^

実は私も、書き忘れがありまして…<(__)>
TNRの成功条件として、一斉、避妊・去勢もプラスで、よろしくお願いします。

| mmStrayCat | 2013/08/14 13:28 | URL |















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